志村正彦さん
志村さんの歌詞は
シンプルで、わかりやすく
奥行きがあり、とてもキレイだ。
フジファブリック (Fujifabric) - 若者のすべて(Wakamono No Subete)
何回聴いたかわからない。
歌詞と思い出はどこか重なるようで、オトナになった今でこそ響くものがあり、鼻の奥がツンとなってしまう。
フジファブリック (Fujifabric) - 茜色の夕日(Akaneiro No Yuuhi)
悩んだり、迷ったり
ダメだなーっ
どうしようもない…
そんな情け無く思ってしまう瞬間にも目を背けず、飾らずに等身大の自分を吐露する純度の高い熱量とホントのことを歌う姿は紛れもなくカッコよくて胸を打たれる。
季節を巡り、夜空の果てから、めくるめく妄想まで
この場所から、ここではないどこかを繋げる音楽。
それは志村さんが音と言葉をひたむきに紡いだ日々の結晶のようで、とても尊く感じてしまう。
その目線、そのユルさ、そのセンスは
個性豊かな楽曲に詰め込まれ、生と死の境界線をを越えて魅力をずっと放ちつづける。